オーストラリア歯医者事情・NO GAP とは・請求書の読み方

メディカル Medical

こんにちは、Mimiです。
オーストラリアで歯科助手として3年間働いた経験から今回も皆さんに役立つ情報をお届けしようと思います。シドニーでしか働いた経験はありませんが、州を問わず大まかな歯科事情はどの都市や州でも同じだと思うのでぜひ参考にしてみてください。

またこのブログは歯科助手だった私から患者さん目線の視点でオーストラリアの歯科事情をわかりやすく書こうと思いますし、これからオーストラリアで歯科助手や衛生士の仕事に就きたい方への為にも役に立つ情報を書くので多少退屈な記事になるかと思いますが興味がある方は最後までお読み下さい。

この記事では
・NO GAP payment と GAP payment の違い
・請求書の読み方
について書きます。

突然ですが、みなさんは6ヶ月おきに歯石除去のために歯医者には行っていますか?

Scale and Clean

オーストラリアの歯医者では患者さんに6ヶ月おきに歯石除去(クリーニングまたはScale and Cleanという)に来てもらうように薦めます。定期的にクリーニングを受けることは、虫歯の予防にもなるので生涯に費やす治療費代を最小に抑えることに繋がる一番大切で、お手軽なメンテナンスです!(もちろん普段の歯磨きも大事ですが…)

さて今回の記事『NO GAP payment と GAP payment の違い』の本題に入りますが、こんな広告見たことありませんか?

どちらの広告にも”NO GAP (payment)”と書かれています。実はこれ、保険(Health fundまたはヘルスファンドという)に加入しているなら『お支払い$0ですよ』と言っているのと同じなんです!
意外と知らない人が多いのですが、デンタルカバーがあるヘルスファンドに加入していると年に2回まで歯医者でクリーニングを受けられます。しかも、その歯医者がNO GAPで(この広告の歯医者のように)クリーニングを提供しているならば費用は一切かかりません1回目のクリーニングも2回目のクリーニングも$0です。なのでクリーニングを受けないと損します。そして、ほとんどの歯医者ではクリーニングをNO GAPで提供しています。NO GAP = $0 と思ってください。
では、NO GAPについて日本語で説明するとややこしくなってしまいましたので私が図に書いてみました。

下の方がNO GAPで治療を受けられるときで、上が支払いを求められるGAP paymentのときです。
まずはNO GAPから見ていきましょう。
$175かかるクリーニングを受けたとします。あなたはデンタルカバーがあるヘルスファンドに加入しているのでそのヘルスファンドが$100カバーしました。なので差額の$75をあなたは払わないといけません。ですが、ここの歯医者はクリーニングをNO GAPで提供しているので、$75をWAIVE(免除)します。だから$0なのです。

NO GAP=ヘルスファンドがカバーしない差額を免除=$0 です。

ほとんどのヘルスファンド(デンタルカバーがあるか確認してください)ではクリーニングをNO GAPで受けられますが、大事なことは『その歯医者がNO GAPでクリーニングを提供しているか?』です。以下がよく歯医者で見かけるヘルスファンドです。

歯医者に確認する場合は『クリーニングを受けたいのですがNO GAPですか?』『GAP Paymentはありますか?』と聞きましょう。受付や歯科医師がよく言うフレーズで『No out of pocket expenses』があります。これは、『あなたの財布からは1cも取りませんよ』と言っています。この場合NO GAPということです。
逆にもし、その歯医者がクリーニングをNO GAPでしていないならば、ヘルスファンドがカバーしない分の差額を患者さんに支払いを求めます。

ここまでの説明で、みなさんはNO GAP paymentとGAP paymentの違いは理解できましたでしょうか?是非、オーストラリアでクリーニングを受ける際はNO GAPの歯医者を選んでみてください。



ここからはもっと詳しく知りたい方のために、請求書の読み方を解説していきます。
以下に実際にクリーニングを受けた患者さんの請求書(またはレシート)があります。
オーストラリアにあるすべての歯医者の受付には、このHICAPSシステムの機械があります。これはヘルスファンドを持っている患者さんの治療費を精算する際に利用する機械です。この機械にヘルスファンドカードをスワイプまたはタップして利用します。

レシート中央にSERVICE CLAIMEDの欄があり[SERVICE] [DESCRIPTION] [CHARGE][BENEFIT] と書かれていると思います。一つ一つ説明していきます。
まず[SERVICE]ですが、治療項目の事です。歯科医師や受付が患者さんへの請求書をコンピューターで作成するとき、治療項目ごとに異なる番号(このレシートの場合012,114,121)をコンピューターに入力します。この3つの番号はクリーニングの際に最もよく使う番号です。そして番号の下にAPPROVEDとありますが、これは『あなたのヘルスファンドがこの番号の治療費をカバーしていますよ』という印です。
つぎに[DESCRIPTION]は、その番号が表している治療内容です。このレシートの場合、英語でも記載されてありますが
012: 診察
114: 歯石除去
121: フローライド
になります。
[CHARGE]は、その番号ごとにこの歯医者がいくら請求しているかです。
ここの歯医者では
<012: 診察に$53>
<114: 歯石除去に$107>
<121: フローライドに$40>
料金設定をしています。
ぼったくりの歯医者ではなさそうです。一般的な料金設定です。
[BENEFIT]は、その[CHARGE]されている料金のうち、あなたのヘルスファンドが実際いくらカバーしているかを表してます。このヘルスファンドは
<012:診察に$53>のうち$31.80
<114:歯石除去に$107>のうち$64.20
<121:フローライドに$40>のうち$24
カバーしています。
なかなかいいヘルスファンドですね。ですから、もしこの歯医者がクリーニングをNO GAPで提供していないならば差額の$80を支払う必要があります。NO GAPならば、$80はWAIVEされます。

今回はここまで。。。

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